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2023.02.13

【知っトク!なっ納!給排水管保守Info】連載-1:なぜ、給排水設備の改修工事が必要なの?

老朽化するマンションの増加を受け、国は建て替え促進などのために要件緩和の法改正を検討しています。
ところが、建て替えた場合の一人当たりの負担が1996年は344万円ですが、2021年には1900万円の5倍に跳ね上がりています。

これを見ると、今後の建て替えの基準が緩和されても、建て替えには厳しいものがあります。
そこで、現実的に考えられるのが、改修工事です。特に、給排水管は、隠蔽部に配管があり、日常生活ではあまり目にしません。
ところが、給排水管は20年~30年くらいから劣化現象が始まり、赤水や漏水の原因になります。
マンションの維持管理のなかで特に難しいのは、目視確認が困難な給排水管です。

快適なマンション居住空間、生活空間を維持するためには、給排水設備を定期的に見直し、給排水更生工事(ライニング工事)給排水更新工事(取り替え工事)を行うことが必要となってきます。

 

次回の連載第2弾は「給排水設備、特に給水管の修繕工事を放っておくとどうなるの?」です。

お楽しみに!


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