HOME > シグマブログ
2019.01.28
次に、食塩水の中で鉄とステンレスを直接つないだ場合を考えてみましょう。ステンレスをプラスの電極、鉄をマイナスの電極とした場合、電池が発生します。この時、電流はステンレス→食塩水→ステンレスと流れます。電流が鉄から食塩水に出るときに、腐食が起こります。建築後20年位経過したマンションで、メーター周りの給水管で錆が発生しているのを、よく見かけます。これは、給水バルブと給水管の異種金属接触によって、電池が発生し腐食が起こっているのです。