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2025.03.22

安全管理教育:飛来、落下災害の防止

労働中の飛来・落下災害とは、仕事中に飛来物や落下物があたって怪我をしたという事故のことです。
重量物を取り扱ったり、加工・処理作業を行ったりする建設業・製造業・運送業などの現場で起こりやすいです。 飛来は、横方向から「飛んでくること」を意味します。

飛来と落下の違い

飛来は横方向から飛んでくること、落下は上から落ちてくることを意味します。

【飛来の例】
加工・処理中の物体やその欠片が自分に向って飛んできたり、近くの作業員に飛んでいったりする現場にある足場や壁などに工具や物があたり、衝撃で跳ね返ってきた物によって怪我をしてしまう。

【落下の例】
鉄板や鉄パイプといった物が落下し、跳ね返りによって当たってしまう。
高い屋根に積もっていた雪の塊が車体に落下する。

飛来、落下の災害防止措置

1.飛来落下防護
工事現場の境界線から水平距離5m以内で、かつ地盤面から 高さ7m以上の場所で工事を行うときは、落下物による危害を 防止するため必要な部分を鉄網や帆布(はんぷ)で覆うこと。

2.ネット・シートによる防護
(1) 構造物の出入口と外部足場が交差する場所の出入口上部には、飛来落下の防止措置を講じること。
(2) 作業の都合上、ネット・シート等を取り外したときは、当該作業終了後速やかに復元すること。
(3) ネットは目的に合わせた網目の物を使用すること。
(4) ネットに網目の乱れ・破損がある物は使用しないこと。また、破損のある物は補修して使用すること。
(5) シートは強風時(特に台風時)には足場に与える影響に留意し、巻き上げるなどの措置を講じること。

3.落下防護棚による防護
(1) 金網等を取り付ける骨組みは、十分な耐久力を有する構造とすること。
(2) 防護棚は骨組みの外側から水平距離で2m以上突出させ、水平面とのなす角度を20度以上とすること。

社員とともに歩む「ビオス」

 ビオスは、現場における安全管理を徹底し、1979年(昭和54年)より社員一丸となり、給排水管更新・更生工事の専門企業として、皆様の快適な生活を守り続けております。

 ご一緒にお仕事を通して、世の中に貢献したいとお考えの方、お待ち申し上げます。

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2025年3月22日掲載


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