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2024.09.01

【水回りリフォーム知っトク情報】ユニットバスルーム誕生秘話

(TOTO Prtimesより一部引用)

現在の日本の住宅において、ユニットバスルームが占める割合は9割を超えています。
TOTOのユニットバスルームは、今から60年前、1964年の東京オリンピック開催の年。高速道路や新幹線、大規模な建造物など、世の中に新しいものが生み出される時世に誕生しました。
日本人の暮らしが大きく変化していく中で、ユニットバスルームも独自の技術力とものづくりの情熱によって、より快適な空間へと進化してきました。

ユニットバスルームの開発に至った背景

背景は、1964年の東京オリンピック開催を控え、国内外からの観客を受け入れるホテルの建設ラッシュが起こりました。
多くの客室を備えたホテルが建設されたわけですが、その客室分の浴室が必要となります。
そんな中、日本初の大型高層ホテル「ホテルニューオータニ」を建設することになり、「客室1044室に備える浴室を作ってくれないか」とう話が在京拠点に舞い込んできたそうです。
当時は建築業界全体がものすごく忙しくて、どこも人手が足りないし、時間も限られている。
要は、“大量の浴室を効率よく作らなければならない”。それも外国人宿泊者のために、三点式(トイレと洗面器、バスタブがセットになったタイプ)の浴室を作ってほしいという事が開発に至ったきっかけです。

ホテルニューオータニに納入したユニットバスルーム(1964年)

北海道でブレイク

ユニットバスルームは、オーダーメイドのホテル向けから住宅向けへと発展していきます。
規格化によって「量産」が可能となり、品質の安定にもつながりました。

その後、戸建て向けユニットバスルームは北海道でブレイクしました。北海道にはユニットバスルームが好都合な理由が2つありました。
一つは「工期」。積雪で冬場は建築工事ができないので、冬以外の季節に効率よく工事をしたいという需要。
もう一つは、北海道は寒いから「断熱性が高いお風呂が欲しいという要望」があった。それらのニーズには、ユニットバスルームが最適だったのです! 現場で組み立てるだけのプレハブ工法なので、限られた時期に集中的に工事ができる。さらに建築躯体から切り離された箱型の空間なので、在来工法のお風呂よりも寒くない。
そういった理由で北海道でブレイクしたのです。

ユニットバスルームは、リフォームに最適!

マンションのリフォームを行うには、2つ押さえるポイントがあります。
まず、新築現場と違って「四方を壁で囲まれた狭い空間」で防水パンや浴槽を取り替えなければなりません。
もう一つは「工事にかけられる時間」です。
リフォームはお客様が家に住んでいる中で工事するので、少しでも早く終わらせなければなりません。いかに短く、早く終わらせられるか。ポイントを整理すると「狭い空間で、手早く」。
こうした理由から、ユニットバスルームは、リフォームに最適です。

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